IntelliJのコード補完は意外と複雑?なので使い方などまとめました。
バージョン14での最新情報をまとめなおしてみた
IntelliJ IDEA14でのコード補完を整理してみた - しおしお(´・ω・`)
補完の種類
- Basic補完
- SmartType補完
変数や、キャスト演算子で使用可能なもののみを候補として表示してくれるので、Basic補完と比べて選択候補が限定されます。
- Class Name補完
クラス名やstaticメソッドを補完候補として表示してくれます。
- Word補完
変数やリテラル内の単語を前方(後方)参照して保管してくれます。
メニューの「Code->Completion」といくと下の画像のように補完メニューが表示されます。*2
補完の設定画面
補完の設定画面は、「Settings->Editor->Code Completion」からいけます。
幾つか設定項目の説明をしていきます。
Case Sensitive completion
大文字小文字の区別をどこまで厳密にするかを選択します。私は、大文字小文字の区別は面倒なので「None」に設定しています。
例えば、クラス名と予約後や変数名を区別したい場合には、一文字目だけ大文字小文字を区別する「First letter」を選ぶとよいでしょう。
- All
- None
- First letter
Autocomplete when only one choice
チェックがONの場合、補完候補が1つに絞られたタイミングで選択リストの表示をストップします。
まぁ、チェック入れておいてもいいかと。
Show static members after instance qualifier
チェックをONにした場合、変数経由の補完で静的メソッドが選択リストに含まれます。個人的にONにする理由が見つかりません。
ONにした場合
候補にでてきます。
OFFにした場合
候補に出てきません。
Autopopup code completion in (ms)
チェックをONにすると、補完アクションを起こさなくても補完候補を表示してくれます。Visual Studio的な感じ?
表示するまでのミリ秒は、好みがあると思うので調整しながら良い感じの時間にしていくしかないかなと思います。
Preselect the first suggestion
補完候補を表示した時に何を選択状態に下の3種類の中から選びます。
前後関係から、選択可能なものを初期状態で選択してくれる「'Smart'」を選択しておくのがいいでしょう。
- Always
- 'Smart'
- Never
Autopopup documentation (ms) For explicitly invoked completion
JavaDocを自動で表示するかどうか。私は見たい時に見れればいい人なのでOFFにしています。
Parameter Info
パラメータの情報を自動で表示するかどうか。JavaDocと同じ理由でOFFにしています。
IntelliJ IDEA12からは、どれぐらい文字入力が削減できたかを確認できるようになっています。補完機能をフル活用して無駄なキー入力は減らせるようにしたいですね!
文字入力の削減数の確認方法はこちら→IntelliJのその機能使ってる? - しおしお(´・ω・`)
おわり。