お仕事でDenoを使う機会があったので、WebStormで環境構築や実行&デバッグできるか試してみました。
使用したバージョン
Deno
$ deno --version deno 1.14.1 (release, x86_64-unknown-linux-gnu) v8 9.4.146.15 typescript 4.4.2
WebStorm
WebStorm 2021.3 EAP
WebStormにDeno環境を準備
プラグインのインストール
WebStorm用のDenoプラグインがあるので、インストールしてあげます。
プラグインの有効化
設定画面の、Languages & Frameworks > Deno
からプロジェクトに対するDenoサポートを有効にしてあげます。
実行
コードの準備
ファイルを読み込んで標準出力に出力するだけの簡単なコードを準備してみました。
const data = await Deno.readTextFile('data.json') console.log(data)
実行
実行は、メニューのRun > Run..
から行います。Denoプラグインを有効化していると自動的にDenoでの実行が選択されるようです。
実行時に権限の追加を行う場合には、実行構成の画面からArguments
を編集してあげます。
今回は、ファイルを読み込むので--allow-read
を追加しています。
デバッグ実行
デバッグ実行は、ブレークポイントを設定してデバッグ実行してあげるだけになります。 あとは、ブレークポイントを設定した場所で止まってくれるので、状態を見に行ったりステップ実行などをしてあげる感じになります。